PSvita版「THE WALKING DEAD~SAESON TWO~」のトロフィーをコンプリートしましたので、レビューを書こうかと思います。
前作「THE WALKING DEAD」同様、ブーストタイトルとして有名ですね!どれほどブーストなのか試してみましたが紛れもなくブーストでした(笑)とはいえ、ストーリーは面白く、ウォーカー(ゾンビ)の急襲も前作と比べ優しくなっていると感じたので、トロフィーを手軽に取得したい人はやらない手はないですね!
ゲームの存在は知ってたけど、まだ手をつけていない方、気になっている方、プレイしましょう!
個人的なトロフィー獲得の感想早見表↓
ゲームの面白さ | 10段階で、6。 |
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プラチナ取得難易度 | 10段階で、1。 |
プラチナまでの時間 | かなりマイペースでも、10時間ほど。 |
プラチナまでのストレス | 10段階で、1。 |
作業量・作業感 | 皆無! |
絶望度 | 10段階で、9。前作同様、どこにも逃げ場所はない… |
という感じなのですが、感想はまぁプレイヤー次第ですね。
なお、この記事では少なからずゲームのネタばれというか、ストーリーに触れる部分があるので、その辺りで多少ネタバレしても構わないという方だけ読んでみて下さい 😯
ただこのゲーム、選択肢による主人公の行動次第で物語に変化があるので、個人的にはあまり気にしなくても大丈夫だとは思っています。
~シーズン2~ ストーリー
前作「THE WALKING DEAD」では主人公がリーという黒人だったのですが、今作はリーと共に行動を共にしていたクレメンタインという少女が主人公となっています。
前作の主人公リーが自分の命を削ってでも守り通したクレメンタイン。
リーは体一つでウォーカー(ゾンビ)の大群に立ち向かっていく壮絶なラストを遂げましたが、そのおかげで命を救われたクレメンタイン。凄く感動しました。
シーズン2では、クレメンタインは少し成長しています。自分の身を守れるほどになっていたので驚きました 😯 とはいえ、生活において全て自給自足である事に変わりない世界は残酷なまま。物語の初めから食料を探す事もあります。(上画像はまさに物色中のもの)
この世界では、ウォーカー(ゾンビ)に噛まれると感染し同じくウォーカーに変貌してしまいます。噛まれずとも、衰弱などで死んでもウォーカーになってしまいます。つまりどこにいってもウォーカーがいる世界です。ウォーカーは人の気配(声や生活音などの物音)を頼りに人に近づき人を喰らいます。
人間の基本的な行動パターンは
- 大声をださない
- 食料を求めて常に移動
- 同じ場所に長期間滞在しづらい
- 大きな町より人の少ない場所が住みやすい
など、常にウォーカーに気づかれない様に生きる事を前提に行動する世界です。もしウォーカーに襲われた時、身を守る術は、逃げる・ウォーカーの頭部を破壊する、のどちらかになります。
ストーリーの全ては、食料や安住の地を求め辿り着いた地で、遭遇する生き残りの人間とのドラマで構成されているといっても過言ではないかと思います。
そしてもちろん、人居るところにウォーカー現るという流れになる訳ですね 😉
登場人物と世界観
上画像は、ゲーム序盤で出会う人間たちです。クレメンタインは主人公とはいえ、まだ子供。当然、生き残っている大人たちと行動を共にするであろうことは予想できるのですが、世界は簡単にそれを良しとしません 😐 全員意見はバラバラ。それもそのはず、1人増えるという事は、その分食料も考えなければなりませんからね。
人の数だけ考え方は違うもの。絶望的な世界であるほど、それは顕著です。
道具を集めて、自分で傷口を縫うクレメンタイン(上画像)これだけ大きな深い傷だと、ウォーカーに襲われたと思われても仕方ありませんね。縫う時は、簡単な操作をしながら進めていく事になります。結構リアルに痛々しい描写でした 🙁
犬に腕を噛まれて大怪我をしていたクレメンタインは、それが原因となり感染を疑われる事になります。たとえ子供であっても、感染しているなら容赦なく切り捨てられる世界。もう人間ではない扱いを受ける事になります。
でも、こんな世界でノーダメで生き続ける事ってめちゃくちゃ難しいですよね(笑)
中には理屈ではなく、すぐに心を開いてくれる人物にも出会う事があります。
この出会いがどんな方向へ向かうのか。「もしも」の時が来たら、仲が深まる程に恐ろしい事になりそうな気がしますね。
暗い画像で申し訳ありません 😯
ゲームの攻略難易度は?
基本的には、何も考えずに進めていくだけでクリアできます 😛
要所で探索モードや選択肢、戦闘でのQTEが用意されていますが、どれも簡単なものばかりです。普通にゲームを楽しんでいる方であれば、誰でもクリアできるレベルですね。
スキップはできませんが、そこまで長いストーリーでもない上にややこしい操作なども一切ありませんので、ストーリーを楽しみながらプレイできると思います。
上画像↑では、ウォーカー(ゾンビ)の大群に追われているシーン。カーソルを合わせてRボタンで簡単撃破です 😉 戦闘も様々で、当然場面に応じて操作内容はその都度変わります。
逃げる為に攻撃する場面ですが、攻撃(操作)にもたついていると画面が赤く染まっていき、最後はウォーカーに襲われてゲームオーバーになったりします。
リアルな時間制限の中では戦闘で迷っている時間はありません。素早く行動(操作)してウォーカーを撃退していかなければ、主人公である少女クレメンタインであっても容赦なく襲われます 😯
こういった表現があるからこそ、ゲームに没入感をもたらしてくれるので個人的には大変クオリティの高いシステムかと思っています。集中してプレイしてました(笑)
単にウォーカー(ゾンビ)に直接攻撃するだけではありません。時には周辺の物を確認しながら、ウォーカーに気づかれない様に近づいていく場面もあります。
上画像↑の様に、〇で目印が付いているポイントを調べる事ができます。攻略のヒントがそこにあるので、色々調べながら試せる様になっています。ただのスキップゲームではないというのがこの要素です。
とはいえ、複雑な要素ではないので一つのイベントを盛り上げる仕様ですね!
「ケニー」と「ジェーン」は個人的に強キャラ
勝手に2人を強キャラ設定しましたが(笑)この二人は個人的にかなりの存在感を出している様に思いました!
- 個性
- 自己主張
- 気の強さ
- 戦闘(生存)能力
- クレメンタインへの想い
どれをとっても、最強クラス(笑)ケニーにいたっては、自分の思い通りにならなかったらすぐ怒鳴るという手に負えない性格の持ち主ですからね。なんか常々怒ってる様な気がしましたね(笑)
前作では優しそうなキャラかなと思ってたんですけど、気づけばキレキャラでしたね。まぁこんな世界ですから1人くらいこういう仲間がいて無理やり引っ張っていく事も大切ではあると思いますが…
個人的に、某ボクシング漫画で世界挑戦した時の伊達〇二を思いだすんですよね(笑)これは僕の勝手な思い込みなので、お気になさらず!
感想
数年前に発売されたゲームですが、なかなかのゲームでした。個人的に難易度の高いゲームも好きで遊んだりもしますが、こういったお手軽に面白いゲームも素晴らしいですね!
トロフィーも基本的にゲームをクリアするだけで、全て獲得する事が可能。プラチナはありませんが、シルバーが24個もあるというブーストソフトの中でもサービスいいですね(笑)トロフィーに関しては、何も考えずとも獲得していけるのでトロファーの方にはもってこいのゲームです!
ストーリーはどんどん引き込まれていくくらいによくできています。言い換えれば、この絶望した世界でどうやって生き残るのか。ウォーカー(ゾンビ)だけではなく、自分以外の人間も敵となってしまう色んな角度で毎日がサバイバル。一つ一つのイベントが引き寄せられる様な内容になっているので、飽きずに最後までプレイできる作品でした。
「THE WALKING DEAD3」がゲームで発売されたら、迷わず買おうと思えるくらいに楽しませてもらえました!「簡単・ブースト・面白い」の3拍子揃ったゲームをお探しの方、迷うくらいならプレイしてみましょう!
僕はPSVitaでプレイしましたが、PS4・PS3でもプレイできます!おすすめです!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。