我が家では、猫を2匹と一緒に住んでいます。
猫と一緒に暮らしていると色んな表情を見せてくれますが、時に恐ろしい表情・鳴き声を向けられた事はありませんか??
「カッ!!」
「シャーッ!!」
「んんーーーんっ!!」
なんて思ってしまったり…
という感じで、夫婦でそろって最初は焦ったのを覚えています(笑)懐かしい…
でも、威嚇される事はあっても嫌われてはいないと今では分かります。
この記事では、我が家で一緒に住んでいる「猫の威嚇」について書いてみようと思います。
目次
結局はその子の性格次第
まずはうちの猫をご紹介します。黒猫のヴォルグ♂と、キジトラのミク♀ です。
ヴォルグ眠そう(笑)↓
この2匹のお話をしていきたいと思います。
おとなしい性格の黒猫(威嚇動画あり)
ヴォルグの場合、かなり性格がおとなしく威嚇をしてくる事は滅多にありません。ただ掃除機使用中のみ、近づくと威嚇してきます。
「近寄るんじゃぁねぇ!!」
ってことでしょうか(笑)掃除機がかなり怖いらしく、かなり怯えます。
その時の様子がこちら↓
基本的におとなしく、いつもそばにいてくれますね。
特に人見知りもしない為、お客さんが家に来るといつも撫でられたりして可愛がられてます。
警戒心の強い性格のキジトラのミク
わが家の場合、威嚇してくるのは基本的にミクだけです↓
キジトラの子に関してですが、知り合いの猫のお話を聞いたり、本やネットで調べてみると、比較的警戒心の強い子が多い傾向があるとのこと。
僕の親や友人など、ミクが知らない人間をを家に招いた時は、必ず押入れにこもったまま出てきません。
会った事がある人が家に来ても、何日も会う事がなければ完全に警戒心MAXで、ミクの行動は完璧に隠れる事が最優先になります。
我が家に来るお客さんは遠目にミクの顔を見る事すらできません(笑)
本当はヴォルグと同じ様に、撫でられたり抱っこしてもらったりして可愛がって欲しいのですが、こればっかりは仕方ないですね。ミクがそれを望まないので(笑)
猫の「縄張り意識」・「怖い時と不安な時」
ミクは1日の数時間を押入れの奥で過ごす事が多いです↑
- せまい所の方が居心地がいい
- 危険が少ない(人を警戒せずにすむ)
- 自分だけなのでゆっくり眠れる
- 布団の中に潜り込んで、完全に隠れる事ができる
警戒心の強いミクにとって、都合がいい場所であると同時にそこは自分だけの場所にもなっている様で、押入れの中にいる時だけは触る事ができません(笑)
仮に手を差し伸べようものなら、小さな腕をしならせて全力の猫パンチが飛んできます。
肉球の上手な当て方を知っているのか、しばらくジンジンするくらい痛い(笑)それだけならまだしも、爪でこちらの皮膚も切られるので、ホントに危険です!
今までに何度も指や腕に切り傷をつくられました(笑)
猫が威嚇してくる時の状況
うちの子の場合、威嚇してくるのは基本的にはミクだけで、威嚇してくる「場所」や「行動」が決まっています。
押入れの中 | 押入れの中にいる時に、撫でようとすると「カッ!!=入ってくるな」と威嚇する。距離によっては攻撃もしてくる。 |
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掃除機使用 | 掃除機を使っている時に近づくと、怖がって逃げ回りながら威嚇する。 |
ドライヤー使用 | そばでドライヤーを使うと、怖がって威嚇する。使用せず置いているドライヤーを敵とみなし、叩いたりもする。 |
びっくりさせる | 人が勢いよく立ったり歩いたりして、びっくりさせてしまった時に威嚇して逃げる。 |
病院へ行く直前 | 病院に行く時にキャリーに入ってもらう為、捕まえる時に嫌がって暴れる。これが1番骨が折れる(笑) |
時と場合によりますが、おもに目立って威嚇行動をとる場合は決まっています。
なので威嚇する場面だけは無理にコミュニケーションをとらない、というのが我が家のルールになっています。
猫の健康診断で、強引に連れ出す時
一例ですが、健康診断で病院に行く準備をする為、キャリーに入ってもらわなければいけません。
まずは押入れでまったりのミクの様子を伺います↓
表情的にどうやらもう不穏な気配を感じている様子(笑)
病院に連れていく前のキャリーを運ぶ時の雰囲気や音を察知する能力は、2匹ともずば抜けています。
病院嫌いなのがよく分かる(笑)
この状況、直接は触れないので猫ベッドごと外にだそうかなと手をのばしたら…
「カッ!!」と飛び出してきます!!(笑)これがまた恐ろしい。
鋭利な牙に気を付けながら、押入れの端から逃げ道を塞いでいき、最終的に押入れから出てもらうという作戦ですね。
押入れから出てしまえば、しおらしくなります(笑)ギャップがすごい。
常に警戒心が強く、懐いてくれない時期
正直イメージしていた猫との触れ合いが、全く違ったものとなった時
「猫なんてかわいくない」
と思う人もいるかもしれませんね。
僕も「かわいくない」とまではいきませんが、もっと分かりやすく甘えてくれるものと思っていました。
犬を飼った事がある人は尚更思うかもしれません。
犬はどんな子も懐いてくれると感じる経験をした人も多いと思います。
個人的に猫よりはしつけもしやすいと思いましたし。
その反面、猫は自由というか。
急に甘えた声で鳴き寄ってきたと思ったら、すぐに離れていって追いかけたら噛んできたり(笑)
でも、ミクが0~1歳くらいの時は常に警戒されていて、1歩近づいたら3歩は下がられていました。
その頃に比べたら、かなり落ち着いてくれましたね。
猫にも自分の時間や部屋(縄張り)がある
猫が「カッ!!」「シャーッ!!」と威嚇すると、普段の表情からは想像もつかないくらい、その顔は恐ろしく変化します!
でもそんな威嚇の表情さえも、慣れてくるとかわいく思えてきたりするものです(笑)
そもそも猫にも自分の時間や部屋(縄張り)があります。人間と同じですね。
僕はというと、今こうして文章を書いている時や、ゲームしている時など、何かに集中している時に邪魔されると、やっぱり嫌な気分になる時が正直あります(笑)
我が家の解釈になりますが、結局猫も自分の気持ちを大切にしているのだと思っています。
そして、それをおおらかな気持ちで受け入れてあげるのが一緒に住む人間としての役目だと思うようになりました。
今後もミクのご機嫌とはうまく付き合っていく事になりそうです(笑)でも、そんなところもミクの可愛さなので、何の苦もありませんけどね 🙂
そんなミクにも、子猫だった時がありました↓
当時から気が強い所はありましたが、本当に可愛いまま育ってくれて、嬉しい限りです!
大きくなっても変わらない部分を見れるのは、飼い主の特権ですよね!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。