猫を多頭飼い(2匹以上)していると、家の中が賑やかですよね~。
うちは2匹だけなんですが、追いかけっこや猫プロレスが始まった時は近所迷惑(特に下のお部屋の方に)が気になるくらいにバタバタしてます(笑)
元気に健康でいてくれてるのが1番なので、猫に罪はありませんけどね。
さて、猫と暮らしていると絶対に避けて通れないのが猫のお留守番です。
こんな事ありませんか???
外出時間がたった10分程度であっても、僕は不安で…
わが家は共働きという事もあり、仕事で猫2匹に留守番させるのがとても心配でした。色々失敗して考えた時期もありましたが、今では平日朝8時~19時頃までの約半日間は猫2匹にしっかりお留守番してもらっています。
猫2匹も慣れているので、現在は特に問題なく過ごしています。
この記事では、平日朝8時~夜19時頃まで、わが家の猫がどのような環境でお留守番しているのかを書いてみました。
自分が疑問に思い、解決した事を記事にしてみました。
目次
猫はしっかり留守番できる
安心という結論から書きますが、猫は留守番をしっかりできる生き物です。というのも猫は1日の大半を眠る生き物で、僕らが仕事に行く朝から夜までの時間は、ほとんど横になってまったりしているか、そのまま体を寝かせて眠りにつきます。
平日仕事に行くと、僕たち飼い主が猫と過ごせるのは基本的に夜です。(管理人は夜勤がありません)「夜帰宅後に一緒に過ごして日付が変わる頃には就寝する」という毎日の生活リズムは、少なからず我が家の猫にも染みついています。
そういった事もあり、うちの猫たちは留守番中はほとんど眠っています。起きてきたと思ったら水飲みにくる時かな 😯
留守番中に寝て、帰宅後はそばで毛づくろいしてくれる。これってとても素晴らしい流れですよね(笑)
つまり理想の形は、
多頭飼いは、じゃれ合ってバタバタ遊んでいたりもしますが、ずっと動き回っている訳でもなく、案外ゆったり過ごしているものです。飼い主さまと猫との暮らしが良い感じに噛み合うと、在宅中も留守中も本当に過ごしやすくなっていきます。
猫たちに留守番してもらう事についての疑問
1匹にせよ、多頭飼いにせよ、猫にお留守番してもらう上で疑問だった事が下記の内容です。
- 置き餌にするのか、しないのか
- 水を用意する量はどのくらい?
- トイレの掃除は?設置数は?
- 部屋は適温か。夏と冬のエアコンの使い方は?
- 誤飲に繋がる様な物は落ちていないか
- 事故や怪我に繋がるもの、そういった環境になっていないか
ざっと考えただけでもサラッと出てきませんか???
人間と猫では目線も感覚も違うので、予期せぬ事態も含めると疑問はたくさん出てきます。ご家庭の事情、猫の性格、健康状態で色々なケースが考えられると思うので、状況に合わせて準備の方法も変えていく必要もあります。
でも、基本的な留守番スタイルさえ確率してしまえば、そこまで心配せずとも外出する事が可能になります。
わが家が平日に家を留守にする時間は朝8時頃~夜19時頃になるのですが、例として毎日の内容を振り返っていきます。
参考になると幸いです。
水や餌の準備は?
わが家は基本置き餌です。置き餌は衛生面において不安になる事があります。夏は気温が高くなるので、餌の鮮度が怖いのと、虫がどこからか家に入ってくる事が気になりました。
1度あったのが、餌を食べきった空のトレイの中に小さなゴキブリが居た事があったので、置き餌をするなら周辺にゴキブリホイホイを置くなど、常日頃から虫の駆除を心掛ける注意が必要ですね。そもそも家に虫が入って来ない様に心掛ける事は自分たちの為でもあります(笑)虫はもう全般ムリ…
置き餌での悩みはもう1つ。食べては寝て食べては寝てを繰り返す食生活です。人間でも間食は肥満の元と言いますが、猫も同じだとよく耳にします。
そして、うちの猫たちは明らかにお腹が出てきています(笑)
うちの猫は2匹ともなかなかのお腹のたるみで、現在は休日は時間がきたら餌をさげるなどして、置き餌習慣を減らす対策を講じています。
完全に置き餌をやめようと取り組んだ事もあったのですが、空腹になりすぎると気持ち悪いのか胃液を吐いたりする事もあるので、難しいところです。
人間もお腹減りすぎたら気分悪くなりますもんね…分かります…
置き餌にするなら、朝と夜で、若干少なめに用意して両方食べきってしまうくらいの量がうちではベストかなと考えています。2匹とも、食欲はそんなに変わらないので。
お水に関してですが、季節によって飲む量が変わります。特に夏はたっぷりトレイに注いでから家を出る様にしないと、帰宅して見ると飲み干してカラッカラッになってる時もあったので。とりあえず最大限という感じです。
自動給水機は一応検討中ですがまだ使っていません。どの季節であっても、朝と夜にトレイは交換して洗浄して、新しい水を用意するという感じにしています。
よく言われますが、水道水をそのまま使うのではなく、1度ケトルなどで沸騰させて冷ませてから水を飲ませるようにしています。この取り組みをしてから、ヴォルグもミクも水をよく飲んでくれる様になりました!
水道水はそのまま飲ませると匂いがある様で、猫によっては美味しく感じられない子もいるそうです。
もし、飼い猫さんの水の摂取量が少ないようでしたら試してみて下さい!
トイレの数や掃除はどうするの?
わが家の猫のシステムトイレは1つだけです。ネットで調べるとよくでてくる猫知識では、
と言われていますが、絶対に+1用意しなければいけない訳ではありません。実際2匹の猫と住んでいる我が家では1つで間に合っているからです 😀
ちなみに、うちの猫はミクがトイレ上手で、用を足したら砂を綺麗にかぶせてくれます。逆に、ヴォルグはめちゃくちゃ下手で(笑)ひどい時は猫砂どころかウンチもバラバラにされてトイレの中が悲惨な事になっている事もありました(笑)
それでも、特に問題があった事はありません。ただ、在宅中に猫が用を足した後はすぐにお掃除をする様に心掛けています。
夏のエアコンの温度設定は?
- 温度:28度:(その日の天候次第)
- 風量:最弱
- 風向:上向き
真夏はエアコンを付けっぱなしで留守にしていきますが、風量を強くしすぎると意外と冷えすぎてしまう事もあるので、そこは部屋の広さに合わせていい温度を心掛けたいですね。
猫は冷えすぎると適温を求めて移動するので、ブランケットやクッションなどを組み合わせてかまくらっぽくしておいて、自分の体温で温かくなれる逃げ場所を作っておいてあげたりしています。
温度調節を失敗して冷えすぎた日は、身体を撫でると少しひんやりします。
「ごめんね」と申し訳ない気持ちになりますね…これは気をつけておきたい事です。
冬のエアコンの暖房設定は?
逆に、冬の暖房設定は暑くなりすぎなければあまり気にしていないかも…
というのも、押入れにこもっちゃうんです(笑)
で、布団の上で2匹がくっついて眠るのが1番暖かい事を知っているからです。
意外なものが猫にとって危険になることも…
基本中の基本で、留守番への疑問とはまたちょっと違うのですが、留守にするなら必ず部屋を片付けていく事が大切です。
人間にとっては普通に見える物でも、猫から見ると危険物である事もあります。
留守ではない時に部屋にある”もの”にびっくりさせられた事がありました。
それは、猫じゃらしです。
普通にTVを見ていたら、後ろで「カッ!カッ!!」と、ヴォルグが咳込んでいたので、急いで様子を見ると、長さ25センチくらいの猫じゃらしを飲み込んでいたのです!
これはホントに焦りました!!喉の奥から4~5cmだけ見えている状態で、つまんでスーッと引いていくと綺麗に取り出せたのですが、もう少しで全部飲み込んでしまうところでした…最悪呼吸困難にでもなっていたかもと思うと、思い出すだけで申し訳ない気持ちになりきます。
これはもう油断です。大丈夫だろうと勝手に思い込んで、猫じゃらしをその辺に置いていた事が原因です。
本当にごめんなさいですよ…思い出すだけでなんか辛くなる…
それ以来、猫が興味をもって口に加えたり、舐めたりするようなものは必ずしまう様にしています。てゆーか、手の届くところに小物は置かない様にしてますね。
まとめ:「1番しっくりくる環境」を常に考える
という感じで、平日朝8時~夜19時頃まで、わが家の猫がどのような環境でお留守番しているのかでした!
毎日、特別な事は特に何もしていないのが分かります。2匹ともがまったり過ごせていれば、神経質になりすぎる必要はないんだなと思います。
違う人には違う環境が、猫にも性格、好みなど、色々違いがありますから一概に決まった形というのはないです。また、それが猫を飼いやすいという1つの魅力なのかなと思いますね。
最後に簡単にまとめますと、
- 餌は、朝と夜の置き餌(休日は時間を決めて餌をさげる)
- 1度沸騰させ、冷ました水をたっぷり
- トイレは1つ、在宅中はこまめにお掃除
- エアコンは夏はほぼ固定の設定(冬は猫が押入れ)
常にこの環境で大丈夫とは思っていません。猫の様子をみて、柔軟に対処していく必要もあります。
結局は飼い主さんが飼い猫さんにどこまで気配りができるかという事ですよね。
初めから飼い猫さんへの負担もなく、お留守番が完璧にできていて、それを知らぬ間に継続できている事は中々ないと思います。
どこまで気にするかも人それぞれだと思うし、人間と猫の関係に完璧なんてありません。
飼い主さんと飼い猫さんが極力ストレスや不安を感じない様に過ごせる工夫が大切という事だと思っています。
その工夫もそんなに複雑なものではないと思うので、僕はこれからも一緒に暮らす猫がのんびりまったり過ごせる様な、小さな一工夫を重ねていこうと思っています。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。